VITRA 建築ツアー①

2013年12月17日(火)、念願のVitraの建築ツアーに行きました。Vitra社に建っている名建築の数々は、工場の敷地内にあるため、建築ツアーに参加しないと見ることができません。この日は、2時からの英語ツアーに参加。フランク・O・ゲーリー設計の美術館(1989年)の前が集合場所。といっても、この回の参加者は私とダ~リンのふたりだけ~ 完璧プライベートツアーで、なんてラッキー!あっちの方には、大勢の団体ツアーが見えるでしょう?ここには、世界中から建築を勉強する学生さんたちが訪れます。
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美術館のチケット売場で入場券を買うとこのシールをくれるので、胸にペタッと貼ってガイドさんを待ちます。Alvaro Siza(アルヴァロ・シーザ)~ 1994年
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よじれ曲がった街灯がアートしてます。
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この可愛いお姉さんがガイドさんです。彼女は、フライブルクに住んでいるドイツ人ですが、ドイツ語の他、英語、フランス語、スペイン語を話します。私たちの前にフランス語のガイドをしてきたので、頭がまだフランス語で英語に切り替えるのに苦労してました。私がいなきゃね~、ドイツ語で楽だったのにね~ 彼女、理知的な上にとっても感じの良い人で、とっても楽しい建築ツア―を演出してくれます。帰りに日本人らしきガイドの女性も見かけましたけど、日本語もあるのかな?いや、ないでしょう・・・?
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さて、一つ目は、Buckminster Fuller ( バックミンスター・フラー)のドームテント。1915年に建造したオリジナルを2003年移築。
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モンゴルのゲルから来てる感じがするのですが、違うかな・・・?
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中では、何やらインスタレーションの準備が。ガイドのお姉さんに尋ねたら、“Vitra"は、何でも秘密裡にプロジェクトを進行させるので、私たちも聞かされていないのでわからないとのこと。多分、バーゼルの色々な場所で開かれるアートプロジェクトの一環ではないかと思われますが・・・?
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次~ Jean Prouve (ジャン・プルーヴェ)設計 1950年代にガソリンスタンドとして設計された3棟のうちの1棟をヴィトラ社の敷地内に2003年に移築。
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こんな可愛いガソリンスタンド、真似したらいいのに。ああ、素晴らしき’50年代!
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次~ Zaha Hadid (ザハ・ハディド)の消防署(1993年)。次回東京オリンピックのスタジアムは別として、私、すっごくザハが好きなんです。VITRAの最初の注文建築は、ザハが設計した消防署で、今の彼女とは随分と趣を異にしますが、とても魅力的なコンクリートの打ちっぱなしです。もっとも、シャワーブースとロッカーに境がないとか、女子トイレから出てくると平衡感覚がおかしくなるとか消防員には不評だったそうで、そのうちに近くの町に消防署ができたので、わずか2年半足らずでこの建物は使われなくなり、消防士たちは喜んだとか・・・ それから、なぜ、最初の建築物が消防署だったかというと、当時はまだ国境が厳しく、VITRAが出火したとき、国境で手間取った消防車の到着の遅れで工場が全焼したからなのだそうです。
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今は、ガランとして何もありませんが、かつてはここに消防車が並んでいました。時々、アートのインスタレーションに使いますが、前面が可動式(消防車が出動するために)になっているために、建物に気密性が欠けるため、繊細な芸術品の展示ができないのだそうです。
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右側がシャワーブースにトイレ、ロッカールームになっています。
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上記の水回り。プライベートが無く、消防士に不評だったそうです。かっこ良いけどね!
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会議室。現在の日本の変形狭小住宅の原型を私はここで見た気がします。そっくりでしょう?日本の建築家の方々、ここを見学して持って帰ったでしょう・・・?
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会議室に続くテラスから工場の敷地を見渡す。
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to be continued・・・
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by ueno-panda | 2014-01-27 22:51 | 国境地帯 | Comments(0)