Jean Tinguelyを巡る女性作家たち
美術館の中にも、Jean Tinguelyに影響を与え、生涯を通して親しい関係にあった女性芸術家として、彼女の作品が飾ってあります。
この、”現代版最後の晩餐”のような人形の作品は、とてつもなくJean Tinguelyの作品に雰囲気が似ていますが、何か決定的に違う・・・と思いきや彼の奥さんの(Nikiではない)作品でした。
見てください、このひとりひとりの表情を!
ところで、1971年にJeanとNikiは、とうとう結婚しているそうですが、この美術館の展示にそのことに触れた記述は一切ありませんでした。バーゼルの人々にとって、NikiはあくまでJeanの創造上のパートナーとして認められた存在だったのだと思いました。
それでお腹に希望を意味する太陽なのかと? 勝手な解釈してました
それにしても なんて面白い作品の数々!
上の人形が 不気味な面構えなのに何故か魅力的
下の写真の椅子
これも不気味なのに魅かれます
それに 動画の物体が面白い!
私の感覚がオカシイのか? (笑
建物同様にシックと言うか見たまま自然に溶け込んでいるような画風、造形が好きなんです~^^
絵画ならルノアールやドガ、セザンヌのようなものが好きでした・・・・・♪^^
この人形たちも、ほんと、魅力的ですよね。
このふたりの女性、ティンゲリーから、こうも影響を受けているのかと思うと、この三角関係のおどろおどろしさは、こわすぎるから想像するのは止めましょう。
ティンゲリーの動くガラクタは、ぜひ、実際に見て頂きたい!もっと、もっと魅力的です!
うーん、印象派ですね。うちの父母と同じ好みです。我家には、田舎家の田園風景みたいなパステル画が掛ってます。ところで、芸大でのご専攻は、何ですか?写真がお上手なわけですよね!
ところで、今や、現代美術も抽象画も前衛芸術も年月を経て、色が褪せ、随分と自然に溶け込む風情を増しております。ほんとです!なかなか良いものだ、と最近は思います。