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こんな金々、バブリーな展示もあります。ポルト・リガットのダリの夏の家には、アメリカ人のアーティスト達もやって来ていたので、その影響かと思ったのですが、ダリはスペイン市民戦争の直後に始まった第2次世界大戦を逃れてアメリカに移住したとあるので、直接、アメリカの前衛美術に触れていたのでしょう。しかし、戦禍を避けたといっても、実はスペインは第2次世界大戦には参戦していません。だから、市民劇場であったこのテアトロミュジーアムも市民戦争で廃墟にされてしまったのでしょう。それを、1948年に帰国したダリがその後、美術館として蘇らせたというわけです。
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これも、有名な作品。下は、妻のガラ。
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ダリは、ホログラムにも興味を示しています。これも、アメリカで受けた影響?
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壁に沿った廊下もずーっと展示が続いています。中庭も見えます。
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こんなデッサンのような作品も実は延々と続くんです。ちょっと退屈。
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これは、ダリっぽい。
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鏡に映ったガラと自分を描く後ろ向きのダリ。ダリは、ガラが亡くなった8年後に亡くなり、遺言によってこの美術館の地下の納骨室に眠っているそうですが、ガラ亡き後のダリはまるで抜け殻だったそうです。でもね~、ガラはダリ、ダリはガラ、とか云っちゃってる割には、ダリには常に年若い美しい恋人(ベッドを共にする)がいて、実は相当に年上のガラとは生涯一度も性交渉を持っていなかったのだそうです。その奇行ばかりでなく、ほんとミステリアスな人だったのですね。
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階段室からの入口。
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最後に、こんな鳥もいました。
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でも、多分、実際に行かれたら印象はもっと違うものだと思います。ぜひ、ご自分の目で見て頂きたい。このテアトロ美術館も面白いですけど、私は今は美術館になっているダリのポルト・リガットの夏の家がもっと好きです。
FINE
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こちら、日本ではおそらく紹介されたことのないダリのトリック画。一見、何の整合性もないバラバラの絵ですが、
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銀色の筒に写してみると“絵”になります。ダリは、とっても頭の良い人で、だまし絵も勿論、トリックを使う技術にも卓越していました。
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円筒に写った絵はこちらの方がわかりやすいかも・・・
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ダリ風ベラスケス。
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これは、云うまでもなくシュールなダリの世界。でも、時代背景がちょっと面白い。
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屋上中庭に出てみると、正面の教会の塔が見えました。
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ダリのテーマ、“再生”のシンボル、卵の塔も見えます。
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中に戻って、この展示室も天井は、パリのオペラ座のよう。
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この部屋は、画家の休息室。
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有名なダリのベッド。ダリが画業の合間に実際に休んだベッドです。
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ベッドの頭上には、ダリのタペストリー。
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to be continued・・・
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キリスト教の国は、日曜日は基本お休み。ショップはすべて閉まってしまうので、ショッピングというものはできない。日本は、おひとりさまが生きやすい国だと思う。なぜって、何もすることが見つからない日曜日、町に出ればショッピングというひとりでできる楽しみが転がっている。でも、キリスト教の国ではそうはいかない。日曜日、ひとりでできることといったら、美術館へ行くか、カフェへ行くか、雨だったらさしずめ読書かビデオか・・・
このコスタ・ブラバでの日曜日、午前中は海へ、そして、午後はフィゲラスのダリ美術館へ行くことにしました。もっともこの日は、ひとりではありませんでしたが。
外観は、こちらからご覧ください。 ダリテアトロ美術館。正面には、カタルーニャの旗とダリの彫像。ここは、16年前に1度訪れたことがあります。今回は、皆さまを内部へとご案内しましょう。
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中庭。内部は、ダリが亡くなってから変わっていないはず。
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ここは、オリジナルの劇場空間を残してあるのでしょう。テアトロミュジーアムそのもの。最初に来たときには、えらく感動したものです。
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彫像が飾られ、ローマンシアターの趣も感じられます。中庭に続いてこの美術館でいちばん広い空間です。
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舞台正面を思わせる壁には、大きなダリの世界。
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劇場空間を後に、廊下の展示もダリの世界。
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次の部屋は、有名な”メイ・ウエスト”。台に登って、レンズを通すと”メイ・ウエスト”の顔になります。ダリの得意なだまし絵の3D版。
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これは、メイ・ウエストの部屋の隅に展示されていた写真。Canonがダリに媚びていたのか・・・?日本が元気だった’70年代でしょうか?
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展示室は続きます。彼女は、ダリ号の“バウスピリット”。
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ダリ号は、桃山時代へも航海しているようです。
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to be continued・・・
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教会で中世合唱も聴いたことだし、お腹空きましたね~というわけで、夕ご飯を食べに戸外へ。
この黄色い中世風ドレスの美女、素敵だと思いませんか?時々、見惚れる位エレガントな仮装の人に出会います。それを見て、カタルーニャの友人が突然、云い放ちました。”来年は、僕もあの衣装でここに来る!” ”それ、賛成!私も着たい!”と云ったら、別の友人が、”わかった、揃えてあげる。ああいう衣装、とっても安く売ってるところ知ってる!”ってことで、来年は、皆揃って中世風衣装で参加が決定。
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お祭り期間中は、村の至る所に出る屋台ですが、絶対にここが美味しい。カタル―ニャの友人が、”私がチェック済み”というわけで、ここで軽食を取ることに。教会で合唱に参加していた人達も終わった後、ここで、食事を取っていたので、ここがいちばんお薦めの屋台であることは間違いないでしょう。
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もくもくと煙も豪快にチョリソなんぞを焼いています。メニューは、う~ん、日本人には読めません。
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屋台のある広場のレストラン。
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この日のメニューは、レストランといえども屋台と同じ。チョリソ―やソーセージとパンの組み合わせ。サテー風もあります。どれも美味しい。
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真っ暗になっても、子供たちへのロバサービスは続きます。私も乗りたいなあ・・・って、これ、村の子供たち限定のようです。
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Fine
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大好きなロマネスク教会では、
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中世宗教ショーが始まろうとしていました。
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なにやら相談する“眠れる森の美女”に出てくる3人のおばさん妖精のような装束のふたり。
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祭壇左手には、ぞくぞくと中世風衣装の人々が集まり出しました。
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さあ合唱隊も並び終え、りっぱな体躯のおばさん妖精は、なんと指揮者!
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合唱が始まる前には、王と王妃も登場。
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王様とお妃様御臨席の元、グレゴリアンチャントの合唱の始まり、始まり・・・
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to be continued・・・
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この大好きなロマネスク教会の、
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前の広場では、中世市が開かれています。ここ、両替所で中世のコインに両替をしないと買物ができませ~ん!ん~、ほしいものがいっぱいあるのに、あっちの両替所で両替してこないと何も買えない!!!で、ちょっと写真が無くて残念なのですが、カタルーニャ人の友人曰く、この両替したコインで買物をするより、この中世の素敵なコインをそのまま記念に持っていた方がずっといいよって。使い切れなかったので、今も持ってます、実は。
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この建物、フィレンツエのシニューリア広場にあるロッジア・ディ・ランツィに似ていませんか?フィレンツエのロッジア・ディ・ランツィは、元々、屋外儀式用に建てられたと云いますから、ここも元々はそのための建物だったのかなあ・・・・歴史的には、こちらの方が古いはずなので、フィレンツエが真似っこしたのかも・・・?
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この広場の奥の方には、”バベルの塔”もあります。なんちゃって、私が勝手に”バベルの塔”だと思っているのですが・・・ロマネスク建築には、マグリットの絵のような塔も見てとることができます。ヨーロッパの中世です。ところで、塔の手前の大きな”輪っか”、これ、何だと思います?
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これは、中世の観覧車!中世の時代にも”第三の男”がいたのですよって何のこっちゃ・・・?でも、これ、すごいですよね。拷問器具かと思っちゃいましたよ。ちゃんと子供を乗せて回転してるから、”こわっ(怖い)!”
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美しいディスプレイでしょう?まるで、カラバッジオの絵のようです。って、ここは、イタリアではありませんがね。
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葡萄も美味しそう・・・!
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売り子さんたちも、皆、中世風衣装なんです。こちらは、ピーター・ブリューゲル風、ってドイツじゃあありませんが。
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市場の全体像。
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余談ですが、このレストランは、この辺で群を抜いて美味しいらしいです。
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to be continued・・・
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音楽院のホールを出ると、陽がとっぷりと暮れておりました。
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朽ちかけたお城の上の中庭は屋外レストランになっています。
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ここ、お料理のお味と内容はいまいちとのことですが、雰囲気は最高!白く見えるのが椅子です。白いカバーが掛かっているのです。
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私達のお目当ては、しかし、レストランのお料理ではなく、この崖の上からの景色。向う側には、中世のテント。これは、お城見学でよく子供の砦として使用されるものです。ここでもしかり。ブレてますが、ロバに跨った子供たちの”夜のロバツアー”。スペインの夏の日、子供の夜遊びはごくごく一般的です。以前、真夜中のバスに子供たちがたくさん乗ってくるのを目撃した日本人の友達は、“スペインに不良はいない”と云っていました。
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これは、お堀。
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ライトアップされたお城。ほらね、雰囲気は相当、素敵なレストランでしょう?
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to be continuede・・・
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Castello d empuriesには、音楽院もありました。見てください、この素敵なホールを!
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中世祭りでは、ホールを開放し楽器の展示をしていました。
これは、ビオラ・ダ・ガンバを作るときの木枠と道具の数々。
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ビオラ・ダ・ガンバやウードといった中世の楽器郡。左上の2番目は琵琶にそっくりです。上の右3つは、三味線にそっくり!日本の三味線は、シルクロードを通り、沖縄で蛇皮線になり、本土へ入って猫の皮を使った三味線になったのですね。ここで、この楽器を見て、たいへん納得しました。
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う~、なんだかこれは複雑でとても重そうな楽器。古生代の三葉虫のよう。ポピュラーになる前に退化してしまいそう。手前にはチターのような楽器も見えます。
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椅子が並んでいるので、コンサートも行われるのでしょう。それにしても、なんとエレガントなホールなのでしょう。外観は普通の石作りの家なんですよ。ここはスペインなのですが、人的交流、文化の流れから中東文化の奥深さを感じさせてくれます。
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馬の競技会の後、村へ入ると中世のお祭りも佳境に入っており、行きあたったのはユダヤ人の結婚式。この赤い垂幕のお屋敷から花嫁の行列が出てくるところでした。
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このお屋敷です。
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左の男性がジューイッシュの印である帽子を被っています。
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バルコニーに花嫁と付添が現れ、結婚の宣誓を読み上げます。すると、集まった群衆から歓喜の声が湧き起こります。ヒーブ、ジューイッシュの言葉なので、何を云っているのか私達には分かりませんでした。
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ユダヤ教のラビが出てくると、緑の衣装に身を包んだ花嫁の登場です。ちょっとアラビア風の衣装ですね。
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赤い布のテントの下に花嫁がいるのですが、暗いし人は多いしでよく映りませんでした。
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さて、花嫁が出て行った後、お屋敷の中を覗いてみると、質素に見えた外側ですが、扉の内側、一階はお庭のようになっていて、
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上を見上げると階段が螺旋状に回っており、作りはまるでマンション。
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この扉から花嫁が出て行ったのです。部屋の中はとても瀟洒。豊かなユダヤの文化を感じたのでした。
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to be continued・・・
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一昨年の夏、偶然通り掛った中世の村のフィエスタ”中世祭り”、私は偶然だと思い込んでいたのですが、少年時代から夏をSt.Pereで過ごしているCarlesがこの時期、この村で行われる中世祭りを知らない訳が無かったのです。この週末に、また、連れて行ってくれました。いきなりの登場は、カタルーニャのロバ君。このロバ君はただのロバ君ではありません。世界広しといえども、ここカタルーニャにしかいないロバ君です。あっ、それから、グランドキャニオンでキャニオン巡りをしているロバ君はここが発祥の地だそうです。
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隣には、お祭りに付き物の屋台。チョリソなどを焼いていますね。美味しそ~
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そして、ここは村外れのグラウンドで競技会の会場なんです。
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凛々しい騎士が・・・
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こちらの方の野性的なこと!
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そして、もちろん姫君も御臨席~
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to be continued・・・
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