Konzert zum Ersten Advent
そしたら、何とこの森に松ぼっくりは無いという・・・しかも、森のモミの木は、上へ上へと延びるので、手の届く下の方には、葉っぱは無い!なんてこった!
仕方がないので、早々に散歩を切り上げ、教会コンサートへ。これが、今晩の“第1アドヴェントコンサート”の会場の教会。
Grenzachという隣の大きな町の教会です。
外も中もモダンなコンクリート。演奏会が始まる前の様子。
今晩の演目は、David Glennというクラリネット奏者による“モーツアルトのクラリネット協奏曲A-dur"と、アントン・デイアベリの”ソリストとコーラスの為のPastoralmesse in F-dur ”という宗教曲。コーラスは、もちろん町の有志。この時期、普通、教会コンサートというと入場無料のものがほとんどだが、この日は、A席€23-、B席€19-と有料。クラリネット、バリトン、ふたりのテナー、メゾとソプラノのソリスト、それに、総勢30人近くのオーケストラが参加したので、まあ、相当お金がかかったと思われるので仕方ないのかな・・・?ドイツ人のクラリネットソリストは最高に上手く、私はかつてこんなに軽く透き通ったクラリネットは聞いたことがありません。Araceli fernandez Gonzalezというスペイン人のソプラノは、ぺネロぺ・クルスを思わせる可憐な容姿に素晴らしい美声。もっと見ていたくなるような、もっと聞きたくなるような魅力的な歌手でした。
そのまま凍りつきそうに凍てつく中を帰宅した暁には、1本目のろうそくに火を灯し、ダーリンがフレンチスーパーマーケットで買ってきたボジョレヌーボーで乾杯。ペチカの灯りもチラチラと、幸せプレクリスマスの夜でした。