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グラーシュスープとグラティマン

  金曜の夜は、チコリとマンダリン、胡桃のサラダ、
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それに、またまたダーリンに不評だったグラーシュスープ、付け合わせはホームメードのシュペッツェレ(南ドイツのパスタ)。グラーシュスープはいつも不評。いつだったかは、芽キャベツを一緒に入れて煮込んだら、“これは、スープかグラーシュか、どちらかはっきりさせろ!”と怒られた。どうも、彼は芽キャベツが嫌いらしい。で、今回は、オニオンと牛肉だけで煮込んでみた。スープというよりグラーシュにしたかったし、ストックの瓶詰が200mlしか入っていなかったせいもあって、最後に入れるスープストックの量を少なくした。それから、レシピに1時間半煮込んだ後、トマトペーストとストックを入れて10分煮込み、だが煮込めば煮込むほど美味しくなると出ていたので、午後いっぱいとろ火にかけておいた。そうしたら、ダーリン、“これは、煮込み過ぎで、しかもスープが少なすぎる”とレシピ通りに反論してきた。ちなみに、彼は、私の使ったレシピを読んでいない。ま、日本語のレシピだから、読みたくても読めないわけですが。
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デザートは、この時期お気に入りのクリスマスカラーをしたDr.Oetkerのジェロ。これは、美味しい。
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土曜の夜に出かけたLorrachのクリスマスマーケットで、実はこの屋台はスーパーミグロの常設屋台なのだが、
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お決まりの焼きソーセージ。これは、小型のパンに挟んでくれる。
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パンにソーセージを挟んでもらったら、このケチャップとマスタードのところへ行って、好きなだけかけることができる。
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ここでグラーシュを発見したダーリン、”試してみるか?”と聞くので、喜んで試しに食べてみた。これが、ほんとのグラーシュスープなんだという。”でも、これってさあ、ほとんど豆とチリの入っていないチリコンカーンじゃん!しかも、かさ上げにコーンがたくさん入っている。なあんだあ、こんなもんかよお!”私のグラーシュに、文句云われる筋合いは全くないってことがわかった。文句云ってから、グラーシュスープってのは、野戦料理でソフィスティケイトされたものでは決してない、ともなんか力説しておったっけな、そういえば。
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クリスマスマーケットから帰ってきての夕食。外出から戻って、いろいろ料理するのは面倒なので、Kalt Essen、冷たい料理。これは、正統ドイツ流夕ご飯。こういうときには、ほんとうに便利です。この冷たいドイツ流正統夕ご飯のことを、" Vesper"というのだそうです。左に横たわっているのは、12月6日の夜に子供たちのところへプレゼントを届けに来る"Gratimann"。彼は、ドイツではなく、スイスの人です。でも、この辺は、ボーダーなのでドイツ側のBinzenでも売っていました。スーパーの量産されたものより、素朴な形が気に入ってダーリンが購入。さあ、良い子の皆さんには、月曜日に、Gratimannがスイートのプレゼントを持ってやってきますよ。悪い子には、グラティマンからパニッシュメント、天罰が下ります。
P.S.グラティマンは、靴下の中にキャンディを入れてくれるので、チムニーかドアに靴下を吊るすのを忘れないように!
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デザートは、今朝、町の中心にテーブルを出してボランティアが売っていたケーキ。€1.5-でとても美味しい。Binzenの村のケーキより数倍美味しかった!
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by ueno-panda | 2010-12-05 21:00 | ドイツ | Comments(0)