Figueresへ
この路地は、Figueresの誇るショッピングロード。なかなか気の利いたブティックなどが並んでおり、週末には買物客で賑っていました。この町は、革製品でも有名で、バルセロナで買うよりは、はるかに安価に質の良いものが手に入るそうです。実は、私もブーツをお買い上げ!でも、皮や毛皮のコートなどは、よく捜さないと少しオールドファッションのものも多く置かれています。それに引き換え、下着のショップはとても素敵なものが、大変安価に揃っていてお薦めです。
買物でぐったり疲れてしまったので、このBarで一休み。
店内は薄暗く、いろいろなものがぶら下がっていたりの装飾過多・・・
壁には、ダリが!
カウンターの中にも、ダリがいます。どうやらシュールなBarのようです。もちろん、私達はビールで一休み。
ここが、町の中心の広場。友人は、以前、若かりし頃、この向いのピンクのアパートに3年余りに住んでいたのだそうです。
日暮れ時をパーキングに向いながら歩いていると、鐘楼が透けた教会がありました。この地方の特徴的な教会のスタイルです。
右の角は、モデルニスモの住宅。バルセロナのモデルニスモに比べると、ずっと地味で小規模ではありますが、なかなか風情のある建物です。
これも、モデルニスモの住宅。
この一見、つまらない何の変哲もないピンクの倉庫のような家!でも、この家が実はすごいのです。ピカソがモックを発注していたところなのです。ダリも発注していたそうです。こんなつまらない家から、あの燃えるようなピカソの彫刻が生まれていたんです。なんだか、かんど~。
これも、モデルニスモ。ナバホインディアンの砦のようですね。そういえば、ポルト・リガットの夏のダリの家にも、こんなスタイルの塔がありましたっけ。あれは、真っ白でしたけど。この町の裕福な弁護士の家に生まれたダリですが、生まれながらにして働く必要もないほど家はお金持ちだったそうです。この日は、時間も無かったし、私は10年以上前にダリの“テアトロ・ミュジーアム”には行ったことがあるので、これにてSt.Pereへ帰還となりました。