夏の思い出編 SPAIN ③Castello d’Empuriesの音楽院とホール
中世祭りでは、ホールを開放し楽器の展示をしていました。
これは、ビオラ・ダ・ガンバを作るときの木枠と道具の数々。
ビオラ・ダ・ガンバやウードといった中世の楽器郡。左上の2番目は琵琶にそっくりです。上の右3つは、三味線にそっくり!日本の三味線は、シルクロードを通り、沖縄で蛇皮線になり、本土へ入って猫の皮を使った三味線になったのですね。ここで、この楽器を見て、たいへん納得しました。
う~、なんだかこれは複雑でとても重そうな楽器。古生代の三葉虫のよう。ポピュラーになる前に退化してしまいそう。手前にはチターのような楽器も見えます。
椅子が並んでいるので、コンサートも行われるのでしょう。それにしても、なんとエレガントなホールなのでしょう。外観は普通の石作りの家なんですよ。ここはスペインなのですが、人的交流、文化の流れから中東文化の奥深さを感じさせてくれます。