いざ!Waldsnutの街へ
さらに、Waldnutへと車を走らせていると、平和な田園風景に何ともそぐわないものが・・・
この不気味な煙をはいている野太い煙突、みなさん、なんだとお思いですか?
煙突は、だんだん近くなってきます。近づけば、近づくほど、不気味さが増して・・・
そうです、これは、原発。原子力発電所なのです。スイスで初めて原発施設を通りがかりに見たときも、ぞっとしましたが、ほんとに、これ、不気味だと思いません?日本では、隔離されるように僻地をねらって建設されているようで、ほとんど一般には目にすることもありませんが、そういうところも、日本では開示されない秘密主義の悪い一面ではないでしょうか。こんな不気味なものを目にしていれば、これに対する議論も起きようというもの。でも、日本では、それ自体が目に触れないように隔離されています。
そういう原発施設をあとに、車はやっとWaldsnutの街中へ。これは、そう、新市街からのアクセスゲートを中に入ったところです。
旧市街の裏手には、屋根の上にいくつも部屋が乗っているような可愛いお家が。
この優雅な建物を右に曲がり、急峻な坂を降りていくと、そうライン川に出ます。
ラインの冬景色。
でも、そのすぐ隣には、先ほどの原発施設。
白鳥も、優雅に泳いでばかりはいられない。
世界中がウクライナにならなければいいのですが、と心配せずにはいられない気持ちです。
明日は、Waldsnutの旧市街と食べ物編をお送りしたいと思います。乞うご期待!